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麻しん(はしか)についてご存知ですか

感染対策学習会に専門家の方を招いて感染症とワクチンのことを勉強したのでご紹介します。

2018年3月に沖縄で流行した麻しん。

麻しんの流行は4年ぶりで患者数は99人に登ったそうです。台湾からの観光客が感染源で、沖縄観光した先で感染者が出て、2次、3次感染と広がっていきました。(6/11付で沖縄県は終息宣言しました)

麻しん(はしか)とはどんな病気?

1.麻しんウィルスの空気感染*でおこる病気です。

 *空気感染とは感染した人の咳などでウィルスが空気中に飛び1m以上離れた人にも感染すること)

例えば100人の人がいる部屋に感染者が1人入ったら感染する人は麻しんの場合は約16人、インフルエンザでは2~3人といいますから、麻しんの感染力はとても強いことがわかります。

2.症状

発熱、咳、微絨、目やに、発疹で、38℃前後の熱が3~4日続き、いったんおさまってから、再び39~40度の高熱と発疹が出ます。

怖いのは合併症

麻しんの合併症で主なものは以下です。

  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 中耳炎
  • 脳炎

脳炎は、1000人に1~2人で、約10万例に1~2例が「亜急性硬化性全脳炎」(SSPE)*を発症します。

*SSPEとは 麻しんに感染後、数年から10年以上の潜伏期のあと、発症する中枢神経疾患で、発症から6~9か月で死亡に至ることも多い。

麻しん(はしか)ワクチンについて

感染対策には接種が有効ですが、沖縄の場合患者の7割が未接種か、接種したかどうか不明だったことがわかりました。

麻しんワクチンは麻しんのウィルスを弱毒化してつくられたワクチンです。現在の定期接種では麻しん風疹混合(MR)ワクチンとして接種します。1歳になったらすぐにワクチンを接種するようにしましょう。1回の接種で95%以上の子供に免疫をつけることができます。免疫がつかなかった時と年数がたち免疫が下がってくることを防ぐためMRワクチンの2回接種が行われています。

情報提供:武田薬品工業株式会社

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