血管は血液を全身に送る管です。
この血管の壁が厚くなったり硬くなった状態(動脈硬化)になると血管がつまったり破れやすくなります。
心臓で血管がつまると心筋梗塞になり、脳で血管がつまると脳梗塞になります。
通常、加齢とともに動脈硬化は進行しますが、メタボリックシンドロームや糖尿病・高血圧・喫煙などがあると急速に動脈硬化が進行します。
定期的に検査を受けて、その結果を参考に生活習慣を見直し、血管を若く保ち健康長寿を目指すことをおすすめします。
血管の硬さと詰まりを知ることができ、動脈硬化の程度が分かります。
仰向けに寝た状態で両腕・両足首の4か所に血圧計を巻き、血圧と脈波を測定します。
この検査をオススメする方
頸動脈は全身の動脈の中でも体表に近く、この検査により全身の動脈硬化が推定できます。
検査は仰向けに寝て首をしっかり伸ばした状態でゼリーを塗り、超音波を発生する機器を左右の頸動脈に当てて観察します。動脈硬化が起こっていると、血管の壁が厚くなるまたは硬く(石灰化)なります。この検査では血管の壁の厚さを測定し、石灰化の有無や血管が狭くなっていないかを調べます。また、同時に甲状腺も観察し異常がないか調べます。甲状腺の病気にかかると甲状腺が大きくなりやすいため、超音波検査で大きさや、しこりの有無を調べます。
この検査をオススメする方
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